松田たかひこ 神戸を変える緊急提言(記者発表資料 2017年9月22日)
緊急提言① 腐敗を一掃 清潔な神戸市に
ACT.1 不正をただす 「政務活動費を詐取した自民党市議を告訴します」
緊急提言② 三宮一極集中の ムダな開発中止
ACT.2 ムダをはぶく 「三宮開発は中止し、9行政区の将来構想を策定します」
緊急提言③ 中学卒業まで 医療費無料
ACT.3 くらしを応援 「来年の議会に直ちに予算と無料化条例を提案します」
緊急提言① 腐敗を一掃 清潔な神戸市に
自民党神戸市議と会派による政務活動費の不正は詐欺事件として立件されました。いま、議会のみならず神戸市への信頼は著しくそこなわれています。
にもかかわらず、刑事告訴に踏み切れない市長の姿勢がそれに拍車をかけています。自民党市議は、詐欺容疑を認めており、告訴を躊躇する理由はありません。
松田たかひこは、自民党と市長のなれ合いを断ち切って、市議を告訴し不正を徹底究明することで、清潔な神戸をとりもどします。
緊急提言② 三宮一極集中の ムダな開発中止
神戸市の開発行政は、三宮一極集中に熱中し、9つの行政区で解決が求められる緊急の課題である、交通不便、買い物困難、施設の存続などは財源などを理由に、後回しにされています。
市民のためにムダを削減するなら、神戸最大のムダ「三宮一極集中」に手を付けるべきです。大型再開発は中止し、三宮は今ある商業を大切に、必要なバリアフリーをすすめます。
松田たかひこは、9つの行政区、それぞれで「将来構想」を策定し、お住まいの地元課題の解決を最優先にとりくみます。
緊急提言③ 中学卒業まで 医療費無料
子育て世代の願いである子どもの医療費の無料化を、市長は「目先の利害得失に目が眩んだバラマキ」と言い放ちました。「中学卒業まで医療費ゼロ」は4年前の市長選では主要候補共通の選挙公約でもあります。
市民との約束を守れない市長には退場していただくしかありません。中学卒業まで医療費無料に必要な額は一般会計予算の0.2%です。
松田たかひこは、2月の議会にただちに、中学卒業まで医療費無料化の予算と条例を提案します。
松田たかひこは、
3つの「緊急提言」を就任後ただちに着手
市政に市民の信頼を取り戻し、神戸を変える第一歩にします
あったか地域活性化プラン(お住まいの行政区政策)
東灘区
◎市バスの減便を元に戻し、37系統の増便。
◎本山、魚崎・向洋小の過密・仮設解消へ本校舎増設。マンション規制も検討。
◎区で360人の待機者解消へ特別養護老人ホームを増設。
◎六甲アイランドは商業施設の撤退くいとめ活性化、通学定期助成と子育て施設充実。
◎子どもが多い区として認可保育所の設置。学童過密解消は児童館建設。
◎人身被害をなくすようイノシシ対策を強化。
- ●南海トラフ大地震で津波の被害が最大で国道2号線の下まで予想されています。また、阪神・淡路大震災では液状化で御影のタンクが破損しました。安心してくらせる街をめざし、津波・液状化対策に力を入れます。
- ●区の海沿いは、兵庫県下でも有数の工場地帯となっています。工場や車からの排ガス、臭い、騒音など苦情も多く寄せられます。これ以上の工場の集積は見直し、地域の環境改善に取り組みます。
- ●東灘区は、全国1,2を争う児童数の魚崎小学校など学校のマンモス校化や、校舎の老朽化や災害時の避難ができないなど子どもの学ぶ環境が問題になっています。魚崎、本山第一、本山第二、本山第三、御影北、向洋のプレハブ校舎の早期解消とともに、マンション規制などで区内バランスのとれた発展をすすめます。
- ●六甲アイランドでは、この間、企業の撤退などが続き、にぎわいが失われています。P&Gの三宮移転など勧められましたが、これ以上の商業施設の撤退をくいとめ住民とも丁寧に話し合い、活性化策をつくります。保育所など子育て施設の充実で、子どもたちの笑顔が輝くまちづくりをすすめます。
- ●六甲ライナーの料金の引き下げと定期代の割引率引き上げを検討します。また、高齢者の足の確保のため、島内を巡回するコミュニティバス創設を住民と一緒にすすめます。
- ●イノシシ、アライグマの被害が多発しており、里山づくりにさらに力をつくすなど、住民被害が出ない解決策をつよめます。
- ●公園に、高齢者むけの健康ベンチだけでなく、ツイスターやぶら下がり健康器など、健康遊具を設置します。
- ●旧東灘図書館は図書コーナーの設置などで地域住民が利用できる会館にします。
- ●旧求女保育所跡地については、地元との意見交流を進め、保育所の再設置、児童館の新設で過密が求道の解消、特別養護老人ホーム建設で待機者解消など、地域ニーズに沿った福祉施設の設置などを検討します。
- ●旧乾邸については、今までどおり住民に公開し、利用できるようにします。
- ●復興住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
灘区
◎地球温暖化防止に逆行する神鋼石炭火力発電所の増設ストップ。
◎水道筋など商店街・市場のにぎわい充実を。
◎新在家・味泥地域の津波対策、避難対策を。
◎高羽・成徳・美野丘・西灘小学校の仮設校舎の解消を。
◎鶴甲会館の移転は、地域の活性化につながるものに。
- ●神戸製鋼所からの騒音・臭気・ばい煙にたいする対策を強めます。同時に、高炉廃止・撤退については、周辺の商店・飲食店などの悉皆調査を行い、中小業者の営業とくらしを守ります。
- ●神戸製鋼の石炭火力発電所の増設はやめさせ、自然・再生エネルギーへの転換を求めます。当面は地球環境負荷の少ないLNGへの転換を求めます。
- ●JR灘駅南側にエスカレーターを設置するようJRに求めます。
- ●市バス26系統について、始・終時間を延ばし増便を行います。またバス停留所を増設し、バス停の整備、ベンチの設置を行います。市バス91・92系統を復活させ、岩屋地域へのバス路線の新設、延伸を行います。坂バスにも敬老パス・福祉パスを使えるようにします。
- ●桜ヶ丘保育所は、今後も公立保育所として存続させ、定数を確保します。
- ●成徳小学校のプレハブ校舎の早期解消をすすめるとともに、高羽小学校・美野丘小学校・西灘小学校とあわせ、22クラスもの仮設校舎は、運動場を確保しながら計画的に解消します。
- ●鶴甲地域の歩道橋のバリアフリー化を実現します。鶴甲会館の移転は、地域の活性化につながるものにし、鶴甲地域福祉センター前の階段にスロープをつくります。
- ●都賀川の安全対策を強め、避難階段を増やします。大雨の際の浸水対策として、側溝の整備やがけ崩れ対策を強化します。
- ●水道筋をはじめ商店街・市場を守るため、大手スーパー進出を規制します。また、中学校給食は自校方式で実現し、地元商店街から仕入れし、商店街・市場の営業を応援します。
- ●摩耶ビューラインをはじめ六甲山・摩耶山の観光客誘致をすすめ、交通体系の充実に努めます。
- ●HATこうべや借上住宅など復興住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
中央区
◎中央区役所・勤労会館・図書館の移転中止。
◎葺合文化センターは元の場所に再建。生田文化会館も存続。
◎阪急春日野道、阪神西元町、各駅舎にエレベータの設置、バリアフリー化。
◎市場・商店街の活性化。元町高架通商店街(モトコー)、元町有楽名店街の存続。
◎なぎさ、こうべ、宮本小学校の仮設校舎・過密校の解消。
◎ポートアイランドへの区役所窓口を設置し、行政が住民に寄りそう街の振興。
- ●超高層マンションの無秩序な建設は、景観をそこない、深刻な保育所待機児童や過密学校を生んでいます。なぎさ、こうべ、宮本小学校の仮設校舎・過密校の解消をすすめるとともに、マンション開発規制もふくめ区民本位の計画的なまちの発展をすすめます。
- ●また、大型スーパー、コンビニなどの進出と身勝手な廃業も続いています。さらに悪化させる駅前一極集中の再開発で膨大な商業床をふやそうとしています。無秩序な開発はやめて、既存施設を活かした観光と、バリアフリー化を進めて、住民本位の繁華街振興を進めます。
- ●元町高架通商店街(モトコー)、元町有楽名店街の存続。宇治川、二宮、大安亭、大日通商店街など、地域コミュニティの中核である商店街の活性化のために、住民の購買志向などを調査し、人の流れを取り戻す手だてを検討します。各種イベントに、商店街関係者の創意と意向を尊重して必要な支援をおこないます。
- ●「こうべまつり」や「ルミナリエ」などの観光客が、元町商店街をはじめ市内の広範囲に流れるよう工夫し、商店街の活性化につなげます。商店街への自転車乗り入れは危険であり、商店街連合会と協力してさらなる啓発をすすめます。また、歩行者通路の確保のため、商店街関係者の意向を聞き行政としてサポートします。
- ●ハーバーランド、JR神戸駅、宇治川商店街へのアクセス(交通機関)を総合的に調査し、市バス路線の復活を検討します。JR神戸駅を起点に、新開地~湊川公園~県庁~加納町~三宮~栄町・海岸通り~JR神戸駅と周回する新たなバス路線を検討します。
- ●三宮、神戸駅など神戸市内主要駅への「障害者専用乗降スペース」の設置。阪急「春日野道駅」、阪神「西元町駅」へのエレベーター設置など、市の玄関口にふさわしく、高齢者、障がい者の利用しやすい駅にするよう要請をつよめます。
- ●ポートアイランドの南海トラフ地震の被害想定調査を速やかに行い、アクセスやライフラインの遮断に備え防災対策を強化します。医療産業都市は、バイオハザードなどの件性もあり企業誘致の在り方を再検討します。市民病院移転によって、居住者の通院が不便になっています。無料送迎バスなどポーアイ住民向けの交通手段を検討。島内に、区役所窓口を設置し、行政が住民に寄りそう街の振興をすすめます。
- ●河川管理並びに、土砂流出など、日常的に点検するとともに、高山植物やホタルなど、貴重な動植物の保護に努め、六甲、諏訪山、再度山などの自然環境保護と安全対策をつよめます。
- ●三宮・神戸中心街や地下街のオフィス地域や、ポートアイランド、HATこうべ、東川崎町など臨海地域の津波、高潮などの被害を最小限に防ぐため、南海トラフ地震など予測される今後の災害を想定した、住民参加型訓練や防災対策を強化します。
- ●HATこうべや借上住宅など復興住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
兵庫区
◎バス路線や便数充実で南北交通の改善。夢野白川・山麓線の流入規制。
◎若年世帯の家賃補助(民間賃貸住宅)の復活。
◎北部の土砂災害対策、がけ崩れ予防の強化。
◎東山・笠松をはじめ市場・商店街の活性化。
◎キャナルタウンはじめ借上住宅の希望者継続入居。
◎荒田・平野・港小学校跡地利用は住民合意で推進。
- ●兵庫区の南北交通について「市バス路線や便数の充実」で、街の活性化を図ります。
- ●若年世帯向けの民間賃貸住宅家賃補助制度の復活、こども達がのびのびと遊べる公園の増設で、インナーシテイ対策で若者がすみ続けられる兵庫区をめざします。
- ●西神戸有料道路の無料化に伴い「夢野町2丁目~菊水10丁目」・山麓線の大型車が激増している。騒音・振動・排気ガス対策として、「山麓バイパス」の通行車両料金を無料化にします。
- ●兵庫区北部のがけ崩れ土砂災害対策を強め、その内容について住民に充分説明すること。合わせて避難対策を住民と協議し、充分な避難所を設置します。
- ●住民自治の一層の充実を図り、市民と行政による協同のまちづくりを推進する分権型の都市形成をめざし、区に地域(地区)協議会を設けること。国の小規模企業振興基本法、兵庫県の中小企業振興条例にもとづき、小規模企業の振興に関し、施策を策定し実施します。
- ●北部の小中学校の統廃合による、小中学校の跡地利用について、住民の意見をきき尊重すること。住民と合意決定したことは迅速に実施するよう求めます。明神小学校の仮設校舎の早期解消を進めます。
- ●心身障害福祉センターの跡地は、障害者福祉の中核となる機能を備えた施設建設を検討します。
- ●湊川など、市場・商店街を日常生活に欠かせない「地域の公共財産」と位置付け、住民と商店街、行政が一体となって「買い物弱者」をなくし、市民にとって魅力的な街づくりと地域社会の再生をすすめます。
- ●区南部地域は,おおくのものづくり産業が集積しています。大企業の撤退縮小などで中小業者の技術継承の途絶えや市外流出がないよう、大企業への要請をつよめます。また、公共事業など地域優先発注や、地域密着型の自然エネルギー開発を産官学が連携してすすめます。
- ●南部の津波被害警戒区域での防災拠点や避難先の整備を進め、密集市街地での市営住宅など集合住宅化の支援を含め防災に強い街づくりをすすめます。
- ●キャナルタウンや借上住宅など復興住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
北区
◎北神急行・神戸電鉄の運賃値下げ、粟生線存続に支援。
◎民間開発地域など保育所と学童保育の計画配置。
◎市営住宅を減らさず若者入居を増やし街の活性化。
◎農業後継者を育てる支援、地産地消をさらに推進。
◎土砂災害対策を強め、安心安全な地域をつくる。
◎済生会兵庫県病院の存続・発展に尽力。
- ●市バス近郊区運賃の料金の見直し、通勤・通学定期の割引率の引き上げなど市内均一区間との料金格差の是正をすすめます。小学校・中学校へのバス・電車通学の定期代補助制度の創設を検討します。
- ●高齢化の進む地域で、病院やショッピングセンター、役所を巡回するコミュニティバスを実現させます。
- ●神戸電鉄と北神急行の料金を引き下げるため、さらなる支援を行います。敬老パスや福祉パスを神戸電鉄に適用します。神鉄粟生線存続のため力を尽します。
- ●神戸電鉄鈴蘭台駅から北区役所・区民センターまでの無料送迎バスの運行を検討します。有馬温泉~三宮間のバス、鈴蘭台~神戸駅のバスの運行回数を増やすよう、バス会社に要望します。
- ●山の街市営住宅の空き家改修を進め、若い人などの入居を促進します。桜ノ宮市営住宅の建て替えについては、さらに住民の皆さんの意見を取り入れた計画にします。
- ●三田市立図書館の書籍を上津台及び鹿の子台の住民が利用できるよう、さらに、三田市に強く働きかけます。
- ●社会保険神戸中央病院が北区の中核病院としての役割を果たせるよう病院の機能充実に力を尽します。済生会兵庫病院は存続させ発展に尽力します。
- ●鈴蘭台駅前のまちづくりについては、十分に住民合意を得ながら事業をすすめ、適時、住民説明会の場を設けます。
- ●区内で、救急医療の受け入れが出来ない医療機関が増えています、改善のために力を尽くします。
- ●生野高原住宅の公共水道整備にあたっては、住民の負担軽減策を検討します。
- ●区内でとれた農作物を学校給食に使用するなど地産地消の推進、乱開発の抑制など自然と農業を守ります。
- ●有野・鹿の子台など復興住宅など集合住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
- ●藤原台、小部、八多、長尾の小学校、大沢、八多の中学校の仮設校舎の早期解消をすすめます。保育所の新設を進め待機児童の解消を進めます。
- ●土砂災害対策を強め、台風・大雨対策、避難所など安全安心な地域づくりを進めます。
長田区
◎ケミカル、鉄工など地場産業、市場・商店街への個店支援。
◎子育て・新婚・若年世帯への家賃補助で人口増と空家対策。
◎防災・減災対策の強化:北部・山麓部での土砂災害、南部の津波災害。
◎乗換なしで使いやすいバス路線の復活。
◎JR新長田駅の快速停車と東口設置を推進。
◎新長田再開発の被災商店への直接支援を実施。
- ●人口減少と高齢化率の一番高い長田区。乗り換えなして使いやすいバス路線の復活や、区内循環バス(コミュニティバス)を走らせ、高齢者や障がい者、子育て世帯をはじめユニバサールデザインの交通網をつくります。
- ●新長田の再開発地区の被災商店への直接支援や店舗の再配置などをすすめ、庁舎建設だけでなく、震災復興事業にふさわしい元気な商店街の再生をすすめます。ビルの管理のあり方を商店主の意向に沿って見直します。
- ●地場産業であるケミカルシューズや鉄鋼など、若手育成や販路拡大などを積極的にすすめ、地場産業としての雇用を増やします。
- ●市民に親しまれ、健康づくりに役立つ、高取山や六甲縦走路などを整備します。
- ●人口減少を食い止めるため、若者、子育て世帯の家賃補助制度を復活させます。
- ●蓮池小学校の仮設校舎の早期解消。保育所新設で待機児童の解消をすすめます。
- ●いかなごをはじめ地域観光にも役立つよう、駒ヶ林漁港を整備します。
- ●JR新長田駅の快速停車や東口の復活をすすめます。神鉄長田駅をバリアフリー化するよう神鉄と協議をすすめます。
- ●地下鉄海岸線の活性化のために、沿線企業への利用促進を強めるとともに、「乗っ得1dayパス」の利用期間や施設の拡大、往復や乗継パスなどを広くPRします。
- ●東日本大震災の被災地と長田の被災地を「絆」で結び、震災の経験の継承と被災地復興をすすめます。
- ●南部海岸部での津波対策を強化し、防災計画を住民とともに作成して訓練や広報を徹底します。
- ●借上住宅など復興住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
須磨区
◎行政の積極支援と住民参加で須磨ニュータウン活性化。
◎名谷南センターなど近隣センターは、商業や集会所機能の拡充。
◎須磨多聞線の中止。
◎急傾斜地の土砂災害対策強化。
◎板宿、若宮はじめ市場・商店街の個店支援。
◎だいち小学校のプレハブ解消、不足している保育所や高齢者施設の増設。
- ●須磨多聞線は計画をいったん中止し、住民と道路をつくることを前提としない協議の場をもち、地元住民の意向を最優先に見直します。
- ●JR須磨や名谷、板宿など主要駅、区役所・病院・文化施設、しあわせの村など区内の主要施設を経由する周回バスを検討します。西須磨や禅昌寺、白川台、北落合、若草町など急な坂の多い地域におけるコミュニティバス運行を検討します。
- ●区内に文化行事やコンサートなどが可能な、固定式座席のある音響設備の整ったホールの整備や、妙法寺地域における文化・体育施設(集会所など)の設置を検討します。JR・山陽須磨駅から須磨寺駅間の地域に、コミュニティセンターなど集会施設をつくります。
- ●ショッピングセンターや近隣センターの空き店舗スペースへ商業店舗誘致をつよめます。地域住民が集える「憩いのスペース」などを設置し、地域住民の交流をはかります。月見山駅周辺の商店街の活性化は、バス路線の増便などを含めた地域一帯の振興策をはかります。
- ●津波対策として、近くのマンションなどと、緊急時に避難できるよう協定を結びます。急傾斜地の土砂災害対策を強化します。
- ●山陽電鉄須磨駅・東須磨駅のバリアフリー化を早期に実現するために、山陽電車にエスカレーターやエレベーターなどの設置を引き続き強く働きかけます。名谷駅、妙法寺駅、板宿駅のホームに安全柵の設置をすすめます。
- ●須磨駅周辺での認可保育所の新設、名谷駅前の保育所用地の活用などで、認可保育所を増設します。神戸市最大の15クラスの仮設校舎解消へ、だいち小学校の校舎増築など、児童数増加への対応策を検討します。
- ●北須磨文化センターの図書室を市立図書館の分館として充実します。旧落合クリーンセンター(中継地)の転活用は、落合池の水をきれいにすることも含め、市民の憩いの場として住民本位ですすめます。
- ●離宮公園、離宮道周辺について、黒姫松の並木を含め景観の保全につとめるとともに景観の保全などを最優先して、高層マンション等の建造物を規制します。
- ●北須磨ニュータウンの団地再生や世代継承や世代間交流の支援を、住民参画の組織をつくってすすめるとともに、公共施設の再整備など魅力向上につとめます。
- ●板宿や若宮等の市場・商店街の個展支援をおこなうとともに、近隣センターなど地域に密着の商店の活性化支援をつよめます。
- ●借上住宅など復興住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
垂水区
◎細い坂道でも安心のバス路線の充実。コミバス「しおかぜ」への公的支援。
◎駅近辺や学園南地区などに人口増地域に保育所・児童館、学校の計画整備。
◎区内に特別支援学校を存続。
◎明舞団地北部から垂水駅への直通バス路線の開設。
◎JR垂水駅東口にエレベーター設置を推進。
◎文化応援のまちに:200人規模で気軽に使える公共施設整備。
- ●待機児童の多い垂水区で、公立保育所のこれ以上の民営化はやめ、垂水駅近辺や舞多聞地区など、子育て世代が多く、需要が多い地域に認可保育所を増設します。
- ●人口の急増に備え、小・中学校の新設や校区の見直しを適宜検討します。学園南地域に中学校を新設します。障がい児教育を必要とする児童・生徒にこたえる教育環境の整備・改善に努めます。
- ●産科や小児科、小児救急に対応できる医療機関を増設します。
- ●特別養護老人ホームなど、介護保険が使え施設を増設します。
- ●高齢化の進んだ団地・地域のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
- ●坂道、細道、蛇行する道などにカーブミラーの設置強化、安全に歩行できるみちづくりを進めます。私道の公道化を進め、補修助成を拡充します。
- ●山田川、塩屋谷川、福田川に沿う古い道路や幹線道路など空洞調査をおこない、陥没事故の危険を防止します。
- ●路線バスなど交通機関のサービス向上をはかります。神和台・ベルデ名谷地区など、住民と協議し、公営バス路線の開設を進めます。垂水区東西をつなぐバス路線を開設し、垂水駅や舞子駅、病院などへ向かう際の乗り継ぎの負担を軽減します。コミュニティバス「しおかぜ」号へ公的支援をおこない、継続可能な運営をはかります。
- ●JR垂水駅東口にエレベーター・エスカレーターを整備します。
- ●大型店舗の進出を規制し、商店街・小売商店の営業を支援します。塩屋・垂水・舞子港で古くから営まれてきた水産業・水産加工業など地元を支えてきた産業への支援を強めます。
- ●自然破壊にストップをかけ、環境と景観を保全します。旧グッゲンハイム艇などの高貴な歴史的建築物を有してきた塩屋地区近辺の美観・景観を保全します。
- ●学園南地区の開発・大型店舗の出店で増加した交通安全対策を強化します。
- ●区内にはNO2(二酸化窒素)濃度が高い測定値を観測する地域があります。汚れた空気をきれいにします。
- ●区内ではたびたび、台風や集中豪雨で土砂災害による被害が発生しています。土地の現状を監視・把握し、危険な個所の開発規制を厳格におこないます。海岸線については、地域の皆さんと一緒に津波への対策をいっそう強化します。
- ●滝の茶屋、平磯緑地の万葉歌碑や五色塚古墳、大歳山遺跡など区内に散在する名所・史跡を大切にし、観光PRを一層強化します。垂水区の歴史を編集した書籍を作成します。
- ●区民が自由に使える集会所、中規模の中ホールなどを整備します。北部に図書館を増設します。
- ●市営住宅跡地、廃校された垂水養護学校・青陽西養護学校の跡地を勝手に売却させません。区民が強く求めている施設を住民合意の下で整備します。
西区
◎住民の移動を支える神戸電鉄粟生線の存続支援。
◎西神南で中学校の新設(用地確保済み)。
◎押部谷地域の団地にスーパーを誘致し、買い物難民解消。
◎西神中央への区役所移転は区民の声を活かした場所で。玉津庁舎も住民サービス存続。
◎基幹産業として農業振興を:地産地消の推進、有害鳥獣駆除の強化。
◎西河原、今津、高津橋地域の水害・浸水対策工事。
- ●神戸電鉄粟生線を、公共交通機関として基本計画に位置づけ、運賃の引き下げ支援や、バス停改善、パークアンドライド導入の駐車場整備、粟生線利用の高齢者が便利なように循環福祉バスをつくるなど住民要望を反映した活性化をすすめます。
- ●市内最大人口となった西区に、公立高校建設を兵庫県に働きかけます。井吹台中学校の過密解消のため、中学校を新設します。伊川谷、高津橋、有瀬小学校などのプレハブ校舎解消のため、新校建設を検討します。児童館について、重複設置をすすめます。
- ●西神中央への区役所移転は区民の声を活かした場所と内容で。玉津庁舎も住民サービス存続させ、図書館機能の設置をすすめます。
- ●西神ニュータウン内で、路線バスが同一料金で乗り継げる対策や、バスロータリーに待合室を整備します。広い区内で利便性を高めるため主要施設、区役所、西神戸医療センター、区民センター、西体育館等と各地域を結ぶ周遊バスの整備をすすめます。
- ●西神南ニュータウンは、近年子育て真最中の若い世代など急激な人口増加にくらべ公共施設の整備がすすんでいません。保育所や幼稚園、特別養護老人ホーム、ディサービスセンター等の建設をおこないます。
- ●区内に勤労会館(市民センター)を既設の建築物の利用も含めて設置を検討します。玉津福祉ゾーンの整備は、障がい者団体等の意見を十分に聞き、反映させます。
- ●近郊農家支援と食の安全を守る立場から「こうべ給食畑事業」を拡大し、西区産の農産物の学校給食利用をさらに増やします。
- ●伊川谷地域及び岩岡地域に、誰でも気軽に利用できる多目的集会施設を設置するとともに、有瀬地区の遅れている公園整備をすすめます。
- ●震災復興住宅のコミュニティづくりや見守り体制、区保健所復活を柱とした健康づくりを強化します。
- ●学園都市のユニティ「協議会」に神戸市として参入し、無料化も含め低減します。
- ●人口が増大しているニユータウン以北の住民サービスの向上のため、西神中央出張所の業務を拡大し、区役所・支所なみの住民サービスに拡充を検討します。
- ●玉津町今津、高津橋、西河原の排水路建設は、内水の排水ポンプ設置も排水路建設と一体に、早急に行います。明石川水害対策工事完遂を兵庫県に働きかけます。
神戸の未来を支える世代を大切にする神戸
- 中学卒業までこどもの医療費無料化へ
- 公立保育所の存続、園庭のある認可園の新設で待機児ゼロへ
- 安心して食べさせられる学校給食を
- のびのび遊べる教育環境を(プレハブ校舎と過密学童の解消)
- 就学援助の拡充、入学準備金の3月支給を(*3月支給は6月に実現)
医療・介護・福祉を安心して受けられる神戸
- 高すぎる国保料・窓口負担の神戸市独自施策で軽減を
- 誰もが安心して受けられる介護保険に
- 生活実態に寄りそった生活保護行政の推進を
地域をあたため、足元から経済が潤う神戸
- 中小企業・小規模事業者の声を反映した産業政策を
- モトコーなど神戸らしさ生かした商店街活性化を
- 三宮一極集中ではなく、地域バランスのとれた発展を
- 大型開発偏重を中止し、家計を直接あたためる地域循環型の経済を
まちづくりに市民の暮らしを中心に置く神戸
- 神戸市独自のブラック企業ブラックバイト規制。最賃アップの公契約条例を
- バス路線の充実、鉄道料金の値下げで市民の足を守る
- 地域密着の会館など公共施設の充実でまちづくり
『本当の意味の』震災復興をすすめる神戸
- 借り上げ住宅の希望者全員の継続入居を
- 神戸空港など「震災復興」に名を借りた開発の失敗を検証
憲法を活かした平和都市をめざす神戸
- 日本国憲法を尊重し、非核神戸方式を守り広げる
プロフィール
松田 隆彦(まつだ たかひこ)
- 現役職
市民にあたたかい神戸をつくる会共同代表
日本共産党兵庫県委員長 - 略歴
1958年12月17日生まれ。神戸市灘区在住
神戸大学理学部卒
神戸大学理学部学生自治会委員長、日本民主青年同盟兵庫県委員会副委員長、明るい革新日本をめざす兵庫県青年学生連絡会事務局長、兵庫県原水協常任理事など歴任。
阪神淡路大震災・日本共産党として救援活動に従事、神戸空港住民投票や、神戸製鋼石炭火力発電所公害問題連絡会の運動の先頭に。
96年衆院小選挙区兵庫1区、09年神戸市長選挙立候補。 - 趣味・家族
映画鑑賞、読書
妻、子