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2017/07/28 更新

「自民党神戸」市議団 政務活動費不正流用で3人起訴

 神戸市議会より兵庫県警に告発していた「自民党神戸」議員団の政務活動費の不正流用 事件について、7 月 27 日、3人の市会議員が神戸地検に詐欺の罪で在宅起訴されるという、 重大な事態となりました。 起訴されたのは、無所属の岡島亮介市議と自民党神戸市議団の梅田幸広、竹重栄二市議 で、報道によれば、詐取した政務活動費は約 2,300 万円とされています。 2 年前に大野一議員ら「自民党神戸」議員団の政務活動費の不正流用が公になるなか、「な ぜこんなに時間がかかるのか」「富山などでは議員が辞職しているのに、なぜ神戸では辞職 しないのか」、「自民党は会派として説明責任と道義的責任を果たすべき」など市民の厳し い批判が寄せられています。

 日本共産党神戸市議団は28日、政務活動費不正流用で神戸地検が市議3人を詐欺罪で起訴した問題と、自民党市議団の橋本健市議(37)の政活費不適正支出、不倫疑惑報道について、真相究明と辞職勧告決議をおこなうことなどを市議会議長に申し入れました。市議会の会派「自民党神戸」(解散)による政活費不正流用事件で、無所属の岡島亮介市議(74)と自民党神戸市議団の梅田幸広(68)、竹重栄二(68)両市議が起訴されたことについて①百条調査権を付与した公開の特別委員会を設置し、3市議らを招致して、事実を明らかにすること②市議会として3市議の辞職勧告決議をあげることを求めました。

橋本市議の問題では①自民党議員団として、不適正支出について説明責任を果すよう求めること②橋本議員に、一連の報道について事実経過を説明し、政治的及び道義的な責任を果すように求めること③疑念が払拭されない場合、特別委員会を設置し、市議会として真相究明と市民の信頼を回復するための対応をすることを求めました。