あったかブログ

2016/12/14 更新

神戸・市民要求を実現する会第6回総会

来年の市長選挙へ市政検証と市民要求実現に

神戸・市民要求を実現する会の第六回総会が十二月十四日に行われました。総会には、加盟団体から約二十人が参加し、主催者として来夏に行われる知事選に立候補表明している津川知久代表委員が開会あいさつを行いました。
二〇一六年度の活動報告の後、十七年度方針では――
①十六項目の重点要望をもって神戸市との交渉を行う②加盟団体は各団体の行動に参加し力の結集と連帯を深める③子供の医療費無料化・中学給食の自校調理方式での実施・小学校給食費値上げストップ署名などの子育てアクションを成功させる④神戸の交通問題について公共交通を自治体の責任で拡充をもとめる⑤市民連続講座の開催⑥要求実現に加盟団体の意思統一を固めること
―の六つの活動方針と、
▽来年二月上旬に設定する神戸市との交渉にはすべての団体が参加すること▽小学校給食費ストップ署名について二月までに二万筆の署名達成▽「ストップ!神戸空港」の会が神戸空港開港日の二月十六日に予定している宣伝・集会への参加、八月に予定している総会への共催
――の三つの確認を行いました。
加盟団体からは、それぞれの取り組みが報告され、▽中学校給食では神戸市との交渉や議会陳情などを粘り強く取り組む中で自民党会派の議員からもデリバリーでの給食について疑問が出てきていること▽待機児童ゼロの問題に関連し、公立保育所が閉園され認定こども園に移行されていること、幼稚園の廃園問題についても不安が解消されていないこと▽医療費無料化については「『コンビニ受診』が増える」として当選時の公約を守れていない現状――が指摘されました。
そのほかに、市民の足として公共交通の問題や、開港から十年が過ぎ膨大な負債を残したまま売却されようとしている神戸空港の問題、日本で唯一の潜水艦造船が行われてる神戸港で、働く人たちに対して防衛省が個別に聞き取り調査を行っている実態などが報告されました。
加盟団体からの意見・報告を受け久元市政の三年間を市長選の公約をもとに検証を行い、来年の市長選に向けて市民の要求を実現するために活動をしていくこととしました。(岡崎史典=同会事務局長)