2013/10/21 更新
原発ゼロこうべへ
東京電力は20日、福島第1原発の汚染水貯留タンク群のうち10カ所で、タンク群を囲む堰内にたまった水が大雨であふれたと発表しました。あふれた箇所数はこれまでで最多です。この中には、今月6日に採取した際、全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が1リットル当たり2万9000ベクレルと極めて高い値が検出された場所もあります。
ひとたび事故が起これば、取り返しのつかない自然破壊と住民生活を根本から破壊するのが原子力発電です。いま日本では原子力発電はすべてストップしていません。神戸市は関西電力の大株主です。関西電力に原発再稼働断念をもとめるとともに、自然エネルギーの飛躍的な普及で、原発ゼロのこうべをめざしましょう。
神戸には、すばらしいものづくりの技術を持っている中小企業が集まっています。独特のセンスと国際色も、もっています。小水力発電や、バイオ発電など、小規模な地域密着型の、自然エネルギーの開発にも、好条件をもっているまちです。自然エネルギー開発を神戸市が積極的に支援すればあらたな仕事づくりで地域経済を活性化する一助にもなります。原発ゼロや石炭火力発電にたよらない、再生可能エネルギー100%のまち、神戸をつくりましょう。