2013/10/05 更新
新長田駅南 第三セクターの管理のあり方にメス
今日、新長田駅南再開発のビル管理の見直しが、新聞でも報じられました。9月15日の公開討論会で、新長田駅南の問題を聞かれ、あったか神戸の会のぬきなゆうなさんは、こう答えました。
- 被災した商店主の意見を無視して、三層構造で大量の商業スペースを建設したのが原因です。また「新長田まちづくり会社」の管理のあり方にも問題があります。商店街の方は「これまで18年間必死にがんばってきた商店街を、震災復興事業の名に値する、元気なまちにしたい。必要な支援をしてほしい」と話されています。
- 三宮に進出する大企業に、何億円もの補助金を出すのではなく、いま困っている新長田の震災前から営業をつづけている方にこそ、必要な援助をすべきです。
公開討論会で、管理会社の問題について触れたのは、ぬきなゆうなさんだけでした。
今回は、「まちづくり会社」の管理のあり方にメスが入れられ、区分所有者の総意によって、管理者が変更できることを神戸市が認めました。これですべて問題が解決するわけではありませんが、本当に、「震災復興の名に値する」元気な商店街をつくるために、支援をつよめるべきです。
新聞報道 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006395029.shtml